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自律神経失調症でお悩みの方、心の不安定な方、こちらで症状や治療法をご紹介します。
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自律神経失調症は病気ではない。
このように聞いたこと方がいらっしゃるかもしれません。

そもそも、「自律神経失調症」という病名は、実は日本でしか使われていない言葉です。
欧米では、これに該当する病名は存在していません。
では、欧米の人々は自律神経失調症にはならないのでしょうか?

そんなことはないでしょう。
自律神経失調症で苦しんでいる人は、欧米にもたくさんいるはずです。
ただ一つ言えることは、欧米では日本とは違い、これを特定の病気とは考えず、
 不定愁訴(頭痛、動悸、倦怠感などの身体症状で検査をしてもこれといった異常の見つからないもの)
を伴った状態として見なしているのです。

日本でも医者によっては、自律神経失調症を病気と診断しない人もいます。
特定の病気ではなく、うつ病や神経症などの随伴症状として考えているのです。
また、単なる不定愁訴ということで、「気のせいですよ」で片付けてしまうお医者さんもいます。

このように、自律神経失調症はまだ病気としてはっきり認知されているとは言いがたいのが現状です。
そのために「わけのわからない病気」といったイメージを持たれたり、
周囲の人から「わがまま病だ」とか「怠けている」、「さぼっている」などと白い目で見られてしまう患者さんも多いのです。

しかし、自律神経失調症はやはり一つの病気としてとらえたほうがいいでしょう。

確かにうつ病や神経症に伴って自律神経失調症の症状が現われることはよくあることですが、
うつ病や神経症でなくても自律神経失調症に罹ることはいくらでもあるのです。

何よりも「気のせい」で済まされるよりも、「自律神経失調症」という病名で診断されるほうが、
患者さんにとっては病気だから治る、克服しようと前向きな姿勢が生まれてくるのです。


→私はどう?自律神経失調症チェック


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